


- お茶は色・味・香りを楽しむものです。この基本に習って仕上がりの形状にとらわれず創られたのが「深蒸し茶」です。製茶工程で茶葉を通常より長めに(60~120秒程)蒸します。蒸しを深くすることによって渋味が抑えられまろやかな旨味が生まれますが、反面、茶葉がもろくなるためにこなれ易く粉っぽいのも“深蒸し茶”の特徴です。


- 「深蒸し」することにより、体によく効く有効成分が充分に浸出し、すべての成分が体内に吸収されやすくなるため、緑茶の中最も体に良いお茶とされています。


- 蒸し時間が長いため、茶葉の組織がもろくなり、その茶葉を揉む際に粉茶が多くなり、通常の煎茶よりも緑が濃く、にごった感じになりますが、お茶の「あまみ」や「コク」を最大限に引き出すため、まろやかな旨味を出しているお茶です。
